貧乏歯医者が金持ち歯医者になったわけ

ロケットスタートのはずが…なぜ(その5)

日々、そうすぐには患者さんが増えない毎日の中どうすればいいものかを常に考えていました。悔しさは募るばかりで、なんともならなかったです。

 

その当時は、平均点数も1000点程度で、ドクターは治療で忙しいのに、歯周病治療はうまく増えなくてスタッフも手持ちぶたさだった気がします。

 

治療は忙しいといえども、保険算定について、よくわからないまま以前の勤務先のやり方を踏襲していましたので、増点には繋がらなかったです。

 

今思えば、算定漏れも多く、とても無駄な時間と売り上げをあげるチャンスロスをしていました。

 

当時は、新規指導を私が歯科医師会非会員であることからも、情報が全く入ってこなくてただただ平均点数を下げることだけを気にしていました。

 

レセプト枚数も少ないことからちょっとした大きな治療をするだけで、平均点数が上がってしまい、その事に対しまして怯えていました。

 

今から考えますと、どっちにしろ新規指導には呼ばれるわけですし、選定されるカルテも所詮10件ですし、返還金も対象月のみですので、全く無駄な時期を過ごしていました今でしたら選定される保険者番号や、治療内容を考慮した上で、療養の給付を行うと思います。

 

算定要件や算定方法の知識が脆弱な私は、安易に売り上げをあげようと自費治療に走りました。無理な自費治療は、患者の信頼を失うどころか、変な口コミも増えてしまいます。よって、マーケティングをするもうまくいかず、集患に至らない始末でした。

 

唯一、チラシの配布は候を奏して患者さんは増えていきました。最高潮の時には新患が120人を越えるまでにもなりました。しかしながら、そんなけ新患が受け入れられるということは歯周病治療やリコールに繋がっていないと言う現れでもありました。

 

相変わらずの、押し売りのような無理な自費治療のお陰で治療終了後はリコールに繋がらない事態でした。トリートメントコーディネーターは育成せず、自分で自費の説明をし、自分で予約を取り、空いてる枠を無理矢理患者さんに来てもらう始末でした。

 

酷いときには5日連続できてもらったこともありました。もちろんその患者さんは今は通院していません。信頼を失ってしまったわけです。その事から学ぶことには、目先の利益ではなく、長期的な利益を考えてリコールに繋げるべきだったと思っています。

 

低い保険点数と、無理な自費治療のお陰で、自費率は70%近くになってしまったこともありました。それは嬉しいことではなく、自費率ではなく自費金額を考慮すべきでした。保険点数が低ければ、自費率は必然的に上がるに決まっています。

 

自費治療を否定は全くしませんが、自費率で医院の規模や業績を語ることには、今は抵抗があります。

 

それよりも、ほどほどの自費金額とSPT への移行患者数を誇るべきかと、今の私は思っています。

 

フルマウスのチャンピオン症例よりもSPT 下での機能管理や全身管理、リハビリテーション、医科歯科連携が国の求める保険医へのあり方と解釈しています。