保険診療を始める保険医の先生へ

保険診療を始める保険医の先生へ(その2)

  • 再生回数:373

保険診療を始める保険医の先生へ(その2)

まず、保険診療を勉強するうえでどーしても知っといて欲しいことがある。

保険診療をするにあたって唯一、生き残れるのは変化できるセンセだけや。

永遠に安定した算定方法ってゆーもんは存在しーへんで。

成功してる黄金の算定ルールもな、ナマモノや。

必ず賞味期限がある。

それもたったの2年しかあれへん。

だから、ワシらは改定のたびに保険の勉強をし続けなあかん。

一番怖いのはな、過去の黄金の算定ルールにしがみつくことや。

今まではそれでうまいこと行った。

で、医院の規模もデカくすることができたし、贅沢できるようになった。

だからといってそれにしがみついてると、どれだけ繁盛してるセンセも先細るで。

ワシはそんなセンセをたくさん見てきた。

”昔”は偉くて羽振りの良えセンセやったかも知れへんけどな、過去の栄光にしがみついて令和の時代になっても昭和な算定をしとるセンセはゴロゴロおる。

医院がデカくなればなるほど、そして稼げば稼ぐほど、変化するのが怖くなる。

そらそーや。

黄金の算定ルールを変える、ということはその医院の経営方針も変えるということやから、院長の舵取り次第では医院の収入に大きく関わるところやからな。

保険医で一番怖いのはな、変化せずに歳を取りすぎた場合に新しい変化やアクションを起こす時間や体力がなくなってしまうことや。

気づかないうちに蝕まれてることがけっこうあるで。

でもな、改定のたびにしっかり改定の意図を汲めば算定ルールをいじるのも怖くなくなる。

なんでもそーやろ?

サウナ入った後に水風呂入るのって勇気いるけどな、入ってしまえば意外に平気やったりするやん。あれと一緒や。

だから、保険医をする限り、過去の黄金算定ルールにしがみつかない「潔さ」を持っていて欲しい。

なんで、ワシがこれを先にゆーかってな2つあるで。

1つめは改定に合わせて算定方式を変えたほうがぎょーさん儲かるから。

2つめはオールドスクールな算定をしてると保険者通報されるから。

昔は患者通報が多かったけどな、今はちゃう。

指導準備をしてるとな、あきらかに保険者通報やろな。っていう場面が確実に増えてきとる。

例えばな、昔は勝ちパターンであったレセプト2枚挟んでの再初診をおこしてのリコール。

今ではあれは通用しーへん。それどころか保険者に通報される始末や。

指導って聞くとネガティブなイメージがあるけどな、その先生にとっては保険算定の勉強する良い機会になってると思っとるよ。

勉強するきっかけを与えてくれたのもそうやし、そのことで指導前より指導後のほうが確実に売り上げはあがっとる。

指導中に一緒に保険の勉強して、それを活かして指導前とは比べもんにならんくらいどっさり稼いでくれるとワシもやっぱり嬉しいし、このセンセ指導受けて良かったな、って思うな。

次回くらいから保険診療の話、もーっちょっと詰めていこーか。