保険収入がメインなら収入をマックスまで引き上げようと思ったら一番手っ取り早いのがレセ枚数を増やすことやな。
そして、手っ取り早く、レセプト枚数を増やそ思えば、さっさとリコール間隔を縮めるのが一番エエな。
3ヶ月リコールの患者を1ヶ月リコールにしたらそれでレセプト3倍や。
保険収入は「レセプト枚数」×「都道府県平均点数」×1.2やねんから、
レセが3倍に増えたら売上も3倍や。
鼻血が出るくらい、興奮せえへんか?
ワシはバリバリ興奮したで。
まぁ、ええわ。
でもな、前回にも言うたとおり、SPTⅠの算定は基本的には3ヶ月にいっぺんや。
それを毎月、算定できるようにせなあかん。
それには4つある。
金持ちになりたかったらこれは徹底的にアタマに叩き込んでおかなあかん。
・イ 歯周外科手術を実施した場合
・ロ 全身疾患の状態により歯周病の病状に大きく影響を与える場合
・ハ 全身疾患の状態により歯周外科手術が実施できない場合
・ニ 侵襲性歯周炎の場合
このうちな、ロとハは主治医からの文書を必要とするで。
だからな、情共(診療情報連携共有料)120点を算定して、主治医のセンセから文書をもらっておかなあかん。
例えば、問診票に「糖尿病」とか「脳梗塞」とかそれ系の持病にチェックが入ってたら速攻で情共120点を出すクセをつけとかなあかん。
この情共はか強診の算定実績にもなるし、糖尿病患者には歯清(機械的歯面清掃処置)が2ヶ月にいっぺんやなしに毎月算定できる。
エエと思えへんか?
だからな、糖尿病と来たら、情共(120)くらいはパッとアタマに浮かんで来なあかんで。
ちょっと話は逸れたけど、とりあえず、持病のある患者は情共(120)からの「ロ」「ハ」狙いやな。
で、それが難しい場合は「イ」を攻めるしかないで。
とりあえず、歯周外科をしたらSPTは毎月算定できるようになる。
歯周外科といえば、みなパッとアタマに思い浮かぶのはフラップオペや。
「フラップは高いし、ちょっと…」みたいなこと言われるけどな、そこまで派手な歯周外科はしやんでエエよ。
もっとライトなモンもある。
ざっとみて
・歯周ポケット搔爬術ー80点
・ENAP ー160点
・歯肉切除術 ー320点
・Fop ー630点
と色々ある。
だから歯肉の状態に見合った歯周外科をいっぺん挟むことでSPTは毎月算定可能や。
例えばやけど、SPTに入った時の患者窓口負担金から逆算せなあかん。
SPTに入ると算定できるのは上下7-7フルである場合は
・基検200点
・SPT350点
(歯管と衛実は算定できるがここでは省略、歯清とP基処は算定できない)
で、ハダカで行くとざっくりと550点や。
SRPが終わった検査3のときに基検やなしに精検にしてな
・精検400点
・ソウハ80点×2
・P基処10点
でドンピシャで数字がぴったり550点と合うてくる。
もちろん、大前提としては歯科医学的に妥当適切な治療を行ったうえでの話やで、これは。
ワシは算定テクニックとか嫌いやからな笑。
だから、何もなければとりあえず、「イ」から攻めて歯周外科を1発挟むと見事に大手を振ってSPTⅠを毎月算定可能になる!
そーすると、レセ枚数も増えるし、自然と保険収入も増収が見込める。
エエ話やと思わへんか?
また、それに付随する話も今度していこか。