非モテ院長のゴミ経営記 勤務医時代(その4)
今日はヒデという男の話をしようと思う。
そう、俺の人生を変えるあの男の話だ。
乳首の産毛が風になびいてソワソワするんで乳首に絆創膏貼っちゃいました、
みたいなクリックリの産毛ボーイは
今日の話はめちゃくちゃ刺激が強すぎて、
コロナワクチンの副反応どころではないので
明日のアポイントは全カットしておいた方がいい。
ついでにその風になびいてキラッキラしてる産毛も全カットしておいた方がいい。
産毛を超えて大人のコシのある毛になっている奴は、もはや乳歯を抜くひまがあるならいち早く抜いた方がいい。
「あ〜、永久歯が後ろから生えてきてるね〜、早いとこ抜いた方がいいですね〜」
とか言ってるヤツ。
そのまんま返す。お前こそ早いとこ抜いた方がいい。
山﨑様、何言ってんだって思っただろう?
でも、結局そういうことなんだよ。
言っただろう?まずマイナスを引く。
これは何もスタッフマネジメントだけでは無い。
お前自身に対してもだ。
みんなプラスを重ねようとするが、違う。
自身を客観的に見て、足切りを喰らわない様にまずマイナスを引く。
お前らが得意だった勉強でも同じだろう。
国試でどんだけ点数を取っていても、
禁忌肢を選んだり、領域で足切りをくらえば
不合格。
お前が歯医者だろうが、なんだろうが、
なんとかスタディグループの講習を修了していようが、
なんとか大学を出ていようが、
中古のなんとかBMWに乗っていようが、
なんとかシアガを身につけていたとしても
女からすればそんなことはどうだっていい。
マジでどうでもいい。
乳首から大人のコシのある毛が生えてたら不合格。
鼻毛が出ていたら不合格。
指の爪が伸びていたら不合格。
眉毛がボーボーだったら不合格。
髪型が変だったら不合格。
肥満だったら不合格。
革靴のつま先が尖っていたら不合格。
無地のジーパンでいいのに、変なアクセントがついていたら不合格。
そういうことだ。
では、そろそろ本題に入る。
ヒデは前述した様に、俺みたいなボンボンボンが普通に生きていたら人生が交錯することのない、いわゆる不良だった。
歳は30半ばから後半くらいだったが、
めちゃくちゃオシャレで、ちょいワルオヤジのファッション雑誌にも写真が載るくらいだった。
めちゃくちゃ男前というわけではないが、
いかつめのイケメンで、本人曰く高校時代からメンチ切りすぎたらしく、常に眉間にシワが寄っていた。
しかし、とにかくめちゃくちゃモテた。
特に夜の女性や、どこで出会うのかラテン系外国人女性からもバンバンモテていた。
出会ったときにはすでにバツ3だった。