(›´ω`‹ )婚活物語 序章(婚活立志編~そして地獄の門は開かれた~)
~はじめに~
(`・ω・´)初めまして恋石達也と申します。
Twitterで日々の診療の話や愚痴をつぶやくのが生きがいの独りもんです。
最近は※Twitter上でワイの婚活の惨状をせめて他人に笑ってもらい、お焚き上げごとく供養するのをライフワークにしていたところ、
尊敬する重田先生より突如「婚活でコラム書いてみませんか?」と提案をうけこのコラムを始めることになりました。
※元となったのTwitterはこちら
( @514_diver 婚活 )で検索していただけると全話確認できます。
非常に光栄な話ですが、そもそも需要があるのか?とも思いますし、いつまで続くかはわかりませんが、
私が1年2か月の婚活で経験し学んだ事をときに面白く、ときに悲しく(大体悲しい…)つらつら書いていきたいと思います。
これから婚活を始める方、今まさに婚活中の方の励みに少しでもなれば幸いです。
そして願わくばワイのような敗残者にならんことを…
~ある暑い夏の日~
「お兄ちゃん私結婚することにしたから!」
((;⁰ω⁰) マジか?! あのバリキャリの妹が結婚?
てっきり仕事に生きるものと思っていたけど、そっか~結婚か、もういい年だもんな…
振り返って自分を見ればくたびれ始めたアラフォーだ。
だけど10年必死で働いて、吹けば飛ぶような粒クリとは言えどうにか開業し、ひとまず軌道に乗せることができた。周りの知り合いも結婚してるのがほとんどだ。
よし! ワイもいっちょ婚活とやらを始めてみるか!
こうしてワイの婚活の幕が開けたのだった。
そもそもなんで人は結婚したがるんだろう?
愛情、自分の家族子供が欲しい、親に孫の顔を見せたい、孤独からの逃避、リスクヘッジなど理由はいろいろあるだろう。
ワイは孤独や自分の感情に対して鈍感なのか、それとも結婚していても孤独や生活上のリスクが避けられるわけではない、
また結婚生活が破綻した場合より被害は深刻なものになるという現実を末期的な訪問診療の現場や勤め人だったころにいた病院の病棟、
障がい者施設でまじまじと見せつけられてきたからか、正直なところ結婚に対する願望とか焦りとは無縁に生きてきた。
いつかするのかもしれないし、しないかもしれない、そんな感覚だ。
最も身近な身内と言っていい妹の結婚はそんなワイにも影響を与えたようで、今まで感じたことがなかった将来に対する不安、孤独に対する恐怖などの感情がふとした瞬間去来するようになった。
ワイはこのまま永遠に一人なのか?ワイのクリニックにも来てくれる家族連れの賑やかしさとは無縁なのか?結婚しなければならないんじゃないのか?と…
まず何かしようとするときは計画を立てることが重要だ。
どんな歯科治療でも治療計画は必須だ、無策ほど怖いものはない。
婚活でもそれは同じだろう。
そもそもなぜ結婚したいのか?
希望と客観的市場価値とのすり合わせは?
そもそもどうやってパートナーと出会うか?
出会ってからのプランは?
考える事は多岐にわたる。
残念ながら出会いに関しては全くと言っていいほどない。
今まで縁を大切にしてこなかったツケか紹介してくれる知り合いもいない。
考えてみれば、ここ10年以上仕事ばかりだ…
そのおかげで大学に残ることもできなかった三文GPながら、外科に矯正治療、摂食嚥下リハの技術を習得出来たりしたわけだが、これらの技術が婚活に役に立たないのは明白で、ワイは英検5級から英語を習い始めるがごとく謙虚な姿勢で婚活に臨むことにした。
まず Google 婚活
と検索してみると基本出てくるのは婚活アプリの広告だ。
アプリね~流行ってるみたいだな~と詳しくアプリのレビューなどを見ていくと、基本トラブルやネガティブな書き込みばかり、なかにははっきり事件と言っていいものまである…
なんか怖い…
どうやらそこはこの平和な日本にあって、恐ろしく、そして殺伐とした世界が広がっているらしい。
現代日本に顕現した地獄!
それが婚活アプリなのでは?と思わず考えてしまうほどの状況のようだ。
これはワイにはハードルが高すぎると判断し別の手段は考える事にした。
それが…
٩(>ω<)و 街コンだ~!
自治体も協賛、ときに主催する街コンなら公共性の高い公のイベントと言っていいだろう。
アプリのレビューのようなダークサイドに落ちた人々はいないはず!
ワイはまだライトサイド…のはず!
そう考え早速ルンルン気分で街コンに申し込みを行ったのだった。
この時のワイはこれがすべての誤り最初の一歩だったことを知る由もなかった…