貧乏歯医者が金持ち歯医者になったわけ

中医協の動向(か強診)その1

令和3年12月1日の中医協会議開催において、若干の歯科部門について議題が出ました。中医協会議においては、歯科医師数、歯科衛生士数について、歯科疾患管理料の加算である長期加算について、小児口腔機能管理料についてが話されました。主にか強診とそれ以外の歯科医院との比較で、歯科医師数、歯科衛生士数、長期加算の算定回数、小機能の算定回数がか強診の方が多かったという内容でした。

実際の資料はもっとたくさんありますので、わかる限りを解説していきたいと思います。

まずは、令和2年度診療報酬改定において、歯科医療機関における院内感染防止対策を推進する観点から、歯科初診料及び歯科再診料の引き上げを行うとともに、院内感染防止対策に関する施設基準についての見直しを行ったということ。歯科外来診療における院内感染防止対策を推進する観点から、常勤の歯科医師だけでなく関係する職員を対象とした研修を行うこととし、基本診療料について評価を見直すことにより、令和2年度改訂にて歯科初診料 251点→261点、歯科再診料 51点→53点となりました。条件として、[施設基準(通知)](4)職員を対象とした院内感染防止対策に係る標準予防策等の院内研修等を実施していること。が追記されました。院内感染、防止対策としましては、院内研修、院外研修、洗浄・消毒・滅菌 、手指衛生、 環境整備が加わりました。

そして、歯科疾患の重症化予防に関する継続的な管理を推進するため、歯科疾患管理料の初診の属する月及び長期管理時の評価の見直しを行うとともに、歯周病安定期治療の対象となっていない歯周病を有する患者に対する評価が新設されました。

長期管理時の評価の見直しとしまして、【歯科疾患管理料】 100点 において、注1 1回目の歯科疾患管理料は、歯科疾患の管理が必要な患者に対し、当該患者又はその家族等(以下この部において「患者等」という。)の同意を得て管理計画を作成し、その内容について説明を行った場合に算定するということ。なお、初診日の属する月に算定する場合は、所定点数の100分の80 に相当する点数により算定する。いわゆる初診月は100点→80点への減算となりました。また、(新) 注12 初診日の属する月から起算して6月を超えて歯科疾患の管理及び療養上必要な指導を行った場合は、長期管理加算として、次に掲げる点数をそれぞれ所定点数に加算すること。か強診とそれ以外では イ かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所の場合120点 ロ イ以外の保険医療機関の場合 100点と長期的にじりじりと売り上げ差がここで、出てきました。か強診をとるメリットはこういうところに現れていました。

歯周病安定期治療の対象となっていない歯周病を有する患者に対する評価の新設としましては、(新) 歯周病重症化予防治療 1 1歯以上10歯未満 150点 2 10歯以上20歯未満 200点 3 20歯以上 300点が突如出現しました。対象患者としまして、(1) 歯科疾患管理料又は歯科疾患在宅療養管理料を算定している患者であって、2回目以降の歯周病組織検査終了後に、歯周ポケットが4ミリメートル未満の患者(2) 部分的な歯肉の炎症又はプロービング時の出血が認められる状態です。算定要件としましては、(1) 2回目以降の区分番号D002に掲げる歯周病検査終了後、一時的に病状が改善傾向にある患者に対し、重症化予防を目的として、スケーリング、機械的歯面清掃等の継続的な治療を開始した場合は、それぞれの区分に従い月1回に限り算定する。(2) 2回目以降の歯周病重症化予防治療の算定は、前回実施月の翌月の初日から起算して2月を経過した日以降に行う。(3) 歯周病安定期治療(Ⅰ)又は歯周病安定期治療(Ⅱ)を算定した月は算定出来ない。というものでした。

これらの見直しを踏まえ、歯科疾患の継続的管理の状況やかかりつけ歯科医機能等を検証するため調査が行われまして、有効回答率は約50%程度ですが、か強診とそれ以外の歯科医院での差がいくつか報告されています。

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