「非モテ・恋愛弱者の歯医者が婚活すると、こんなんだった…」

婚活物語 第七章 鬼滅〇刃編(後編)

回(第七章前編)までの婚活物語~
煉獄さんのおかげで、ファーストコンタクトを好感触で終えることができた恋石!
映画の内容が良すぎたためか、Hさんのリクエストでなんともう一度「鬼〇の刃」 無〇列車編を観に行くことに
同じ映画を同じ相手と2回見るとうい不可思議な状況に追い込まれた恋石の運命はいかに?

(›´ω`‹ )婚活物語 第七章 
(鬼滅〇刃編 後編)
(; ´-ω-`)いやまいったな
まさかの二度目とは…
まぁ、映画を観るのは別に構わないし、プランも食事の場所を変えるくらいでいいので楽だし別にいっか~
ということでその後もメッセージを続け、忙しいなか日程などを詰めていった。
メッセージを続ける中で、Hさんの人となりも、だいぶ把握することができた。
Hさん、33歳、派遣社員(事務系)で今は実家に暮らしているが、一人暮らし検討中とのことだ。
ライトなオタクと聞いていたが、鬼〇の刃への入れ込みようはライトとは言えないレベルのようだが…
メッセージの中で改めて同じ映画でいいの?と確認したがHさんの決意は固いようだ。

Hさん泣いてたしな~
ヽ(>ω<)ノ やはり煉獄さんの魅力は流石だぜ!

そんなこんなで当日
厳しいコロナの感染状況にもかかわらず、巷では「煉獄さんを300億男に!(興行収入)」を合言葉に、何周も無限列車に乗り込む乗客ならぬ観客が映画館に訪れまくっていた。
たまたま公開初期に行けて入手できた劇場得点はメルカリでプレミアも付き、人気の過熱ぶりはすさまじい状況だ。

( ´・ω・)ノ 「こんにちは~」
『お久しぶりです~またお会いできて嬉しいです』

二度目というのもあり、いざ当日となったらHさんのテンションが低いとかだったら嫌だなと思っていたが、幸いにして杞憂だったようだ。
映画も相変わらず面白かった~。
先の展開がわかるだけに落ち着いて見れて結構細部にも目が行き、相当丁寧に作られていることがわかる。
子供向けなどと、侮れないクオリティーだ。
最近はアニメやゲーム原作のアクション映画なんかでも、ファンをなめずに丁寧に作られる作品が多くていい時代になったと思う。
(; ´-ω-`)トゥー〇レイダー2とか結構酷かったよな…

Hさんはまたも号泣。
ワイも煉獄さんの生きざまに、すっかりほれ込んでしまった。

無事映画も終わり、まだ明るい時間というのもありランチに誘う。
映画の話はもちろんだが、Hさんのこともよく知りたいので映画から話題をスライドさせていくのだが、どうも違和感がある…
話題をスライドさせても、鬼〇の刃にまた話題が戻ってしまう。
本当に好きなんだな~と思いつつもまた話題をすぐ変えるのもわざとらしいし…
(´-ω-`)む~なかなか難しいかじ取りが求められる状況だ。

それに、この違和感というのは注意が必要だ…
ワイの頭の中で徐々に警報が鳴り始める。

ともかく話題をどうにか広げつつ、鬼滅〇刃以外の話も多少はできたが、ランチのコースも終わったあたりで今日はお開きとなった。
そして別れ際…

『また映画に行きましょう』
♪ヽ(*´ω`)ノ「いいですね~」

と応じ、続けて「何か観たい映画がありますか?」と聞こうとしたら…
衝撃の提案がHさんからもたらされることになった!

『また鬼滅の刃に行きたいです、今度はIMAXで観ませんか?すごいらしいです!』

((;⁰ω⁰)また!?

好きなのはわかるし、映画も面白いと思う。
ただ、まさか3回も同じ映画を指定されるとは…
煉獄さんのように「よもやよもやだ」では済まないレベルに感じる。
流石に面食らったが、ここで細かいことを言って好感度を下げることもあるまいと、
「IMAXかなりすごいらしいですからね~」
などと言いつつ、結局は同意した。
ただHさんはだいぶ乗り気なようで、その場で次回の約束を取り付けることができたのは幸いだった。

その後だが次回予定まで少し間が空いたが、メッセージを続けて次の機会を待つことになった。
メッセージは相変わらず鬼滅〇刃中心だが、鬼滅の刃との出会いや趣味への向かい方をとっかかりにHさんのパーソナリティーについて少し掘り下げることができた気がする。
過去に婚活で会った人に感じた嫌な予感や強力な違和感を感じなかったのは安心材料だ。
もっとも同じ映画に3回誘われるのはどうなんだ?と言われると返す言葉もないんだが…

で、ついに当日。
前日までのやりとりは滞りなく続いてたし、映画も
(´·ω·`)「3回目か~」
と思いつつも、IMAX上映は人生初というのもあり、案外新鮮な気持ちで当日も迎えることができた。
シネコンの入った商業施設にあるカフェに待ち合わせ時間の少し前に到着し、スマホでも見ながら時間をつぶしていると、気が付けば待ち合わせ時間を過ぎていた。
いままで大体時間ギリギリには来てたんだけど、おかしいなと思いLINEで「待ち合わせ場所にいますね」とメッセージを送った。

ここでワイは婚活の魔物ならぬ「鬼」に遭遇することになる。

そう人ではない「鬼」だ…

(;・ω・)既読がつかない…
あれ?っと思い通話をしても[応答がありません。]と表示される…
もうこの段階で、ひしひしと嫌な予感がしてくる…
もう婚活歴が長くなってくるとわかるのよ
(´・ω・`)あ~またか…ってね

ワイは禁じ手中の禁じ手、最終手段を講じることにした。

(`・ω・´)ノその方法は[LINEスタンプのプレゼント]だ!

※(ゝω・´★)ここでTipsだ!
・ワイのようなブロックされ慣れてる悲しい人間は、ブロックされたかどうかの確認方法をすでに熟知しており、操作方法に迷うスキすらないのだ!
覚えておいてくれよな※

ブロックされている場合スタンプを送ることができない。
相手が絶対持ってなさそうな、歯をモチーフにした変なクリエーターズスタンプ(※うさっぱ先生のではありません)を送った。

[プレゼントできません」

(´;ω;`)やはりブロックだ…

(;゚ω゚)愕然とするワイにふと声が聞こえた気がした。
石田彰さん(猗窩座役)のとてもイイ声だ。
『鬼になれ 杏寿郎 恋石』

炭治郎は言っていた『俺は長男だから我慢できたけど次男だったら我慢できなかった』
(´×ω×`)ワイも長男だけど、もはや耐え難い…
このまま婚活を続けると鬼(ミソジニスト)なりそうだ。

そうなってはあかんと思う。

だが本当にもう耐えられないのだ。
今まで会った婚活女性を思い返す…
何て言うかな、はっきり言ってこいつら全員サイコパスだろ。

ワイはメンタル限界に達しつつあるのを感じ、次を最後の婚活と定めることにした。
頭の中に石田彰さん(猗窩座)の声が響いていた
『鬼になれ!!鬼になると言え!!』
IMAX上映は少し気になったが、さすがに見る気は起きなかった(3回目だし)。
ワイは響き渡る声を振り切るように映画館を去るのだった。

婚活物語 第七章 後編 終
最終章に続く

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