個別指導の流れについて

個別指導の流れについて~⑤~

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最後の準備が終わったら、いざ出発や。

 

 

もちろん、指定時刻より早く到着する事はマストやで。

 

まさしく国家試験と同じだ。こんなビッグイベントに遅刻する事は、まずあり得ない話だろう。

 

 

 

しかし道中、【万が一】に遭遇してしまった挙句の交通規制や、うっかり持参物を忘れて取りに戻った結果、指定時刻より遅れてしまったケースも実際にあるから要注意や。

 

 

オレの地元でもそうだが、田舎はたとえいかなる交通渋滞が起こっても、むしろ遅れる事の方が難しいくらいの抜け道や迂回ルートがある。そもそもの交通量が少ないからだ。

 

 

しかし都会は一度交通渋滞に巻き込まれると、そもそもの交通量が多いため抜け道だろうが迂回しようがどんな道を通ろうが、それに連動した渋滞に巻き込まれる事になる。

 

有事の際こそ考える事、そして見る方向は皆一緒なんや。そこに巻き込まれればジ・エンドや。

 

だからそういう時こそ皆と違う方を向いて、自分だけの逃走ルートを確保できるかどうかが、運命の分かれ道なんや。

 

 

て、国土交通省のキャリアがキャバ嬢にドヤってたのを目の当たりにした事、あったっけ。

 

 

そんなもん誰でも分かっとるわ!て話でも、もっともらしく話すところがキャリアの頭の良さを醸し出している。

 

 

知らんけど。

 

 

といった【もしも】の事情があるために、厚生局側からはなるべく公共交通機関での来訪を推奨している。

 

しかしな、あの重たい荷物を担いで電車やバスで来いってのも無茶な話やで。机上の空論とはまさにこの事や。

 

 

 

とにかく、絶対に遅れる事だけは無いようにしっかり用心しておいて欲しい。止むに止まれぬ事情でも万が一そうなってしまえば、それだけで心理的にオグリキャップを背負ったような劣勢に立たされるのだから。

 

 

いや、それはハンディキャップか。

 

 

 

そして、とにかく無事会場に到着できて個別指導がスタートや。

 

いや、まだ始まってへんやんけ、て?

 

あの庁舎の敷居をまたぐ時点で勝負は始まってるんや。雰囲気に呑み込まれないための勝負やな。

 

 

 

受験や国家試験や部活の大会などでも、思わず会場の雰囲気に呑み込まれた経験は誰しもあるはずだ。そして誰もがそういった経験を経て、知らん間にメンタルが鍛えられとるんや。

 

ネガティブに考え過ぎると、本人が気付かないうちに死相が出る。そうなれば、相手にいらん主導権を与えるだけや。

 

すべき事は全てした訳やし、ここまで来れば良い意味で、少しは楽な気持ちで構えてもお釣りは来るで。

 

 

て、【ザ・ファブル】でアザミがマツに言ってたっけ—

 

 

知らんけど。

 

 

 

とにかく2時間きっちりの勝負や。もっとキッツいプレッシャーを与えられた経験を思い出して、ジャガイモ掘りにでも行くような気持ちで敷居をまたぐんや。

 

そして、これから対峙する技官も事務官もジャガイモと思って見たったらエエ。

 

ジャガイモは無理や、て?なら、メークインと思ったらエエ。

 

 

それもジャガイモや、て?

 

 

ホンマ堪忍やで。

 

 

 

まあそれぞれの気持ちや思惑を胸に、会場となる部屋の至近距離で待機や。

 

この時ばかりはさすがに緊張で胸がはち切れそうになる、てどんな先生でも仰るな。

 

 

ここへ来てまでワクワクしとるのは、重やんぐらいのもんやで。

 

 

知らんけど。

 

 

 

開始時刻の少し前に事務官が呼び出しに迎えに来る。

 

 

そしていよいよ、運命の部屋へチェックインや。

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