個別指導の流れについて

個別指導の流れについて~⑩~

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これにて、個別指導が終了や。

 

もちろん指導結果の通知などイベントはまだまだあるが、一旦は胸をなでおろす瞬間やな。

 

 

色々な気持ちが入り混じったまま、庁舎等の会場から退出する。これほど外の空気がおいしいと思う瞬間は今まで無かった、て言われる先生が多いな。山頂で初日の出を拝んだ時のあの空気に似ている、て。

 

 

オーバーと思われるかもしれないが、それくらい強いプレッシャーにさらさていた訳だ。

 

しかも、一カ月間も。そこから解放された訳やから、少しは羽を休めて欲しいもんやで。

 

 

 

もちろん、実際のところは様々な先生がおられる。

 

 

指導直後にご連絡を頂いた際に、声に張りが戻り艶さえ感じる先生もおられれば、心配いらないような指摘事項に対しても、絶望的な雰囲気を感じさせる先生もおられる。

 

 

この感情ばかりは、何が正しくて何が間違っているのかという問題ではない。なぜなら、先生方の性格によるものも大きいからだ。

 

 

トラブルを笑い飛ばす豪傑もおられれば、極めて慎重な先生等、それこそ多種多様だ。

 

とにかく、ひとまずは無事終了したという事実を受け止めて欲しい。

 

 

 

指導終了後は、ひとまず診療所に戻られる先生がほとんどや。膨大な持参物を持って帰らないといけないからだ。

 

 

そして個別指導当日は、医院を閉めるのがほとんどのパターンやな。とてもじゃないが、診療をこなしてから臨めるような代物ではないのだから。

 

 

管理者は診療時間中は必ず医院に常駐しておかなければならない訳だから、がっつり診療して昼休み中に出動できるにしても、やっぱりきついで。

 

 

勤務医を雇用しておられる医院であれば、そのまま開けているパターンもあるな。

 

そこで注意が必要なのは、個別指導の実施中も診療しているケースがある事だ。それはちょっと待って頂きたい。個別指導において管理者の出席はマストであるのだから、その間医院が診療中であれば療担規則違反となってしまう。

 

 

指導での質疑応答でうっかり診療中と言ってしまった結果、医院に電話されてお仕置き食らった先生もおられるから、医院を開けるにしても時間の管理だけは忘れんといてな。

 

 

 

そしてここからも、先生によって行動が様々である事から興味を引かれるところやな。

 

 

個別指導の余韻がしっかり残っているのは共通項だが、指導中に取ったメモや録音を反芻し反省会を開かれる先生。早速明日からの算定に活かそうと記録と記憶をフル回転させる先生。重圧からの解放が大き過ぎて、夜な夜な呑み歩く先生。

 

本当に多種多様だ。

 

 

指導終了直後にご報告頂いた際は誰よりも興奮冷めやらぬといった雰囲気を出している先生が、数時間後ベロベロに酔っ払ってご機嫌な電話を下さる事もあるから、人間っていいな。

 

 

 

とにもかくにも、戦士に休息は必要やで。

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