Column


終わりに
個別指導では準備もさることながら質疑応答も重要なところでもあります。
いくら完成度の高いものを持っていけたとしても質疑応答で技官や事務官に嫌われるような発言をしたり、脇の甘い回答をしたがためにどツボにハマることも多々あります。
現場ではどのような質問をされるのか?
指導経験者に聞いても「あまり覚えてないけど、ちゃんとしてたらイケるやろ」みたいにファジーにしか教えてくれません。
覚えていないのか、覚えていてもコテンパンにやられて恥ずかしくて言えないのか、分かりませんが全く参考にならないことがほとんどです。
受験や就職試験には「面接」というものがあり、どのように回答するのがベストなのか、マニュアルがあるとおり個別指導でも同じように模範回答というものが存在します。
バイトの面接でもホンネは「ラクそうで時給が良いから」だったとしても実際に言うことは「将来につながる仕事をしたくて」などとバカでもそれくらいは言ってきます。
にも関わらず、カシコである歯医者にかぎって何も考えずにバカ正直に回答しようとする先生があまりにも多いのが実情です。
とくに臨床経験が豊富で、勉強会などに積極的に参加されている先生ほどその傾向が強いです。
こういう先生にかぎって全く個別指導の質疑応答の練習がしていないどころか、指導のポイントがどこなのか分からないままで、そしてまた、自分が算定してきた保険点数を青本(歯科点数表の解釈)で算定要件を確認すらせずに臨んでしまいます。
そうなると、どれだけ仕上がりの良いものを持っていけたとしてもムダになり、指導結果もそれなりのものになってしまいます。
せめて指導のポイントはどこなのか、そのポイントとなる点数の算定要件はなにか、くらいは把握して臨まないと指導準備に尽力してくれたスタッフに対して申し訳が立ちません。
きっと技官よりも歯科知識があるから乗り切れるのではないか、と勘違いされている先生が多いですが、個別指導で問われることは歯科保険知識です。
歯科知識と歯科保険知識は同じようですが全く異なります。
そこをキチンと理解しないで臨むと指摘事項も増え、それに比例して返還金も増えてしまいます。
身近で個別指導の経験のある先生を探してもなかなかいないのが現状ですし、仮にいたとしても教えてもらえないことがほとんどです。
そのため、どのような質疑応答がなされるのか、がブラックボックスと化しております。
しかし、その質疑応答を事前に練習さえすれば指導結果も自ずと変わってくることも多々ありました。
このコラムで少しでも個別指導の質疑応答の雰囲気を知っていただければ、
と思いで著しました。
よく、指導の問題集を販売していないのか? などのご質問を受けることがありますが全ての先生に対応できる問題集はありません。
と、いうのも歯科医院によって診療の特徴があり、指導対象患者が判明し
てから初めて問題集を作成するからです。
もし、個別指導でお悩みの先生はご連絡ください。
腹蔵することなく喜んでお手伝いさせてます。


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