Column



色々と、指導準備のお手伝いをさせてもらうと色々なタイプの院長がいたよ。
でも大きく分けると2つ。

「しっかりした院長」か、「フワッとした院長か」

どっちが良いとか、悪いとかないんだよ。
ローマ帝国で言えば、カエサルみたいな勇者タイプか、アウグスツスみたいな神輿に担がれるタイプか、だよな。
カエサルタイプの院長は強いリーダーシップを発揮してスタッフに指示を出していき、また自らもテキパキと行動に移してスーパーマンみたいだったよ。すごいよ、ホント。
アウグスツスタイプの院長は、自分は何もしない代わりにスタッフが自ら動いてやってくれるんだよ。
いや、正確には院長が頼りなさそうだからスタッフ自らが動かざるを得ない。と言ったほうがいいかもしれないな。
実はそう見せかけて、要所要所を抑えてる感じだな。
で、院長は何もしないでスタッフに聞かれた時だけオレに指示を仰いでくるんだよ。
まず、院長がどっちのタイプなのか、これはもう実際にその歯科医院に行ってみてからのお楽しみ
、だよな。
アウグスツスタイプの院長なら、必ずスタッフにデキル奴がいるからどのスタッフが中心人物なのか探すところからスタートだよ。
どちらにも長所・短所があるから一概にはどっちがいいのかみたいなのはないよ。

ただな、絶対にやっちゃイケないことは途中で準備方針を変える。っていうことだよな。
予め、院長とはカルテ整理をどうするのか、患者提供用紙控えは、技工関係は、etc…。
といった具合に準備の方針の話を詰めていき、その後に誰に何をさせるのか、どの順番でさせるのか、決めていくんだよ。
で、実際にワークアウトさせてみて、ボトルネックはどこか、どこにもう少し人員を増やすべきなのか、または減らしても大丈夫なのか、をみてみるんだよ。
昔はこのルーティンワークをマニュアル化してみようかとも考えたんだけど、無理だったな。
医院の規模にもバラつきがあるし、スタッフなどのソフト面、レセコンやプリンターなどのハード面、技工所との付き合い、そういうのを全て考慮して対応しないといけないからな。
トライしてダメだったらちょっとやり方を変えないといけないんだけど、1から変えるとスタッフから総スカンを喰らっちゃうから絶対にやっちゃダメだよな。
前、あったんだよ。
患者提供用紙控えを手書きで再発行手続きを進めていくのか、プリントアウトしていくのか。
その医院はロングラン患者も多いし、レセコンのシステム上、1枚づつしか出ないらしんだよ。
その医院はスタッフの人手も多いから手書きで進めていたんだけど、途中でやっぱり「プリントアウトしたい」とか院長が言い出すんだよ。
なぜかって? ほら、歯管の初回用の紙には患者の自署が必要だろ。
アレに困って「タイプしたものをプリントアウトしよう」とか言い出すんだよ。
途中で院長が「やっぱり…」なんか言い出すと発狂するだろ? スタッフが。
ただでさえ、何の意味もないものを残業してまで書かしてるんだから。
その院長は優柔不断ですぐコロコロ変えるんだよ。
「あ、やっぱり…」みたいに。


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