じゃあ次はお待ちかね、性格の「悪い」技官や。
これは当然、先のコラムで述べた「良い」技官とは真逆の性格をしとる。
生まれつきのいじめっ子か性悪ってとこやな。
「良い」技官は多少なりとも良心の呵責ってもんを持ち合わせとるけど、こいつらにはそれが無い。
被指導者の先生方にとっては悪魔のような存在やで。
なぜなら、まず先生相手に指導する事が大好きなんや。
指導の定義として「保険診療のルールの周知徹底を図るための教育的指導」とあるが、こいつらにとってそれはあくまで前菜みたいなもんや。
メインディッシュは、被指導者の困る内容を突いて突いて突きまくる事や。
そこを一番の楽しみにしとるんやから、一筋縄ではいかへん。
そら、技官に対してろくな噂が出んのも頷けるわ。
ただ被指導者の先生方の心構えとしては、クソミソ言われるもんやという前提でメンタル持っていくのが良いと思うわ。
決して卑屈になる必要はないけど、あえて下手に出とけば技官も悪い気はせんもんやから。
たった2時間、目のまえのくそったれに我慢すれば良いだけや。
間違っても上から目線で臨むのはお勧めせんな。
まあもちろんこんな時代や。「昔」と比べると、煽りや恫喝は減少しとる。
しかしあくまで「減少」であって、決して無くなった訳ではないで。
要するに数が減っただけで、まだまだ恫喝は健在や。
ただ、これに関しては判断が難しい話でもあるんやけどな。
オレの場合は、特に恫喝めいた事は言わなかったつもりやけど、とある先生の個別指導にて。
あまりにも準備不足、持参物がずさん、質問に対する答えやその態度がひどい先生やった。
そら、温厚なオレでもつい声が大になってまうやろ。
そしたら恫喝や、て。
あのな、恫喝の意味知っとるんか?
明らかに被指導者側に非があるにも関わらず、あくまで自分は被害者だという立場を取る先生もおる。
せめて、する事ちゃんとしてから言ってくれるか?
と言いたくなるような先生が多いのもまた、個別指導の事実の一つである。
真っ当な抗議と単なる逆ギレは違うんや。
まあしかし明らかに度が過ぎた、本当にきつい恫喝を受けた気の毒な先生も多い。
ただでさえ個別指導で多大なるプレッシャーを受けとるのに、そこに理不尽な追い込みかけられてうつ病等に
なった先生もおる。
過去、大問題になった被指導者の自殺も含めて。
保険医停止や取り消しになれば話は別やけど、個別指導が決まっただけで人生が終わる訳ではない。
決して根性論などではなく、たとえ難儀なケースでも個別指導を乗り切る事は可能だ。
だから、絶対に諦めないで欲しい。これだけは頼むで。
そして何かあったら、オレらを頼って欲しい。
最後に、「悪い」技官は職場でのパワハラも日常やから、そこに懇切丁寧を求めたらアカンで。
職場では、気の小さい技官を同僚にも関わらず罵るんや。
被指導者も含め、他人をストレスの捌け口にしとる。
風俗を捌け口にしとる技官を見習ってほしいで。ビョーキのリスクを恐れない、この勇者を。
まあ他の省庁も似たようなもんや。とんだハラスメント天国やで。
こんなとこ、まともな神経の奴がおれる場所じゃないやろ。
「良い」技官だって、朱に交わればそのうち赤くなるもんやで。
小舅なんて優しいもんちゃう。身内も平気で毒殺する姑みたいな奴らやからな。
まるで小室佳代やないか。このままでは眞子さまが・・・
