保険者番号のあれこれ
意外に、毎日カルテに触れているのに、知ろうと思わなければ気づかないことに保険者番号の仕組みがあります。
まぁ、知らなくても毎日の仕事はたんたんとこなしていけますが、知っているといいこともあるかも?
保険者番号は
○○××△△△□
の計8桁の算用数字の組み合わせになります。
○○→法別番号
××→都道府県番号
△△△→保険者別番号
□□→検証番号(CD、チェックデジット)
検証番号は○○××△△△を2と1で乗じた積の和の下一桁を10から引いた算用数字になりまして、うにゃうにゃ…
つまりは、検証番号は請求時のチェックですね。
CD番号なんて知らなくても大丈夫なのですが、個別指導後などに返還金がおそらくあり、個々の保険者あてに、患者ごとの返還点数と返還金の記載が必要になります。
個々の患者ごとに、保険者番号の記載が必要になります。
個別指導後、へこみにへこんでいるところに、膨大な書類手続きをしなければなりません。
返還金は直接、銀行口座から支払うのではなく、診療報酬から天引きされる形になります。
住民税かよ…
個別指導後の返還金における保険者番号の記載に、CD の記載とか書いてあったりするかもしれません。
行政の方も、当たり前にわかっているものとして記載しているので、悪気はないですが弱っている先生に謎の記号が出てきて、それも埋めなければならないとすれば、ストレスはピークですね。
返還金の記載をするような、寂しい事態に陥ったときには、
保険者番号の記載も、上に書いたことを参考にして、サクサク事務手続きを終了させて飲みにでも行ってください!