保険算定部

中医協の動向キックオフ(その7)

続きまして、

歯周病に関する評価。

言わずと知れたSPT です。一時的に病状が安定したときに、移行できる歯周病安定期治療です。ポイントは、一時的ということで、場合によっては歯周病の状態が悪化して歯周外科が必要となることもあるのかもしれません。ペナルティ算定にて50/100の点数になりますが、いいじゃないですか。戦略をもってSPT を算定することは高学歴の先生の特権です。

パチスロの初代北斗の拳だって、一時的に前兆から地獄モードになっても、天国モードへ復活することもあります。戦略的保険医はいつでも2チェを引ける状態なのです。ごうしょうはを受けても、先生たちの雲はいつでも動いていますよ。

また、歯周病に関する評価のうち、歯周病安定期治療(Ⅰ)および(Ⅱ)の算定状況等が紹介されています。

確実に、延びてきていますし、令和3年の71報告と6月実績ではもっといくでしょう。期が熟するときはいつなのか。そのとき、何が動き出すのか。本物のか強診だけが生き残る戦国時代はもうすぐなのかもしれません。

確変はいつまでも続かないことは一部の先生知っていると思います。ラオウに会いたいですか?それともシンやサウザーに会いたいですか?国のごうしょうはを避け続けることは出来ますか?リンの声が聞こえました!「県-------!?」平均。今しかないのかもしれません。

それから、令和2年度で新設された歯周病の重症化予防を推進する。これは歯周病の重症化が進んだ状態ではなく、比較的軽度な段階から、その重症化を予防するための治療ということで、新たな評価が設けられているってことで紹介されています。

3ヶ月リコールのことを、お役人は相変わらず難しい言葉に言い換えます。翌月の初日から起算して二月を経過した日以降と、、。まぁ、3ヶ月リコールのこととは誰でも理解できますが、つまりは例えば7/31に算定して10/1に算定するのもOKですよと言いたいことですね。頭がいいのか、悪いのか、一周回って○○。哲学者のよう!

P重防の算定回数もまだまだ伸び悩んでいます。せっかく新設した評価ですので、もっと算定してほしい評価と考えられます。3mm以下のポケットもターゲットになったことから、もう慢性疾患である歯周疾患を歯科疾患管理料の算定をする限り、リコール再初診をする根拠がなくなってしまいました。国におけるリコール再初診廃止運動も本格化してしまったのが、令和2年度改訂です。とうとう、国を本気にさせてしまった算定評価ともとらえれます。

P重防の点数は単体ではあまり高くないですが、適宜歯周病検査は算定できます。もう、P重防においては、小児しか勝たん!

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