悪夢の院内運動会

悪夢の打ち上げ②

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以前のコラムにて予約しておいた通り、打ち上げの一次会は大バコの居酒屋や。宴会スペースを貸し切って。

 

 

・・・どうやら一番乗りのようだ。時計をよく見ると、開始までまだ40分ほど時間がある。時間前行動のスタッフ達も、打ち上げにはそれ程気を張っていないようだ。まあそこまで細かく言われるとしんどくてかなわんか。

 

 

しかし、それが今のオレにとっては好都合だ。なぜなら誰かが来る前に、生ビールを呑めるからだ。疲れきった後の風呂上がりにチンチンに冷えた生ビール、これはこの世で最も旨いドリンクや。

 

 

そう思い、一刻も早く生ビールを頼んで口に含む。

 

くぅ~~~!!!気分は川平慈英や、サイコーの気分やで。

 

この打ち上げさえなければ。これからは喜び組第2章や、今日のロードは第何章まで続くんや。

 

まあ今のうちに、束の間のパラダイスを味わっといても罰は当たれへんやろ。

 

 

 

とりあえず生ビールを呑み干し、フライングの証拠隠滅や。すると時間通りにスタッフが集結し始めた。院長達も皆時間通りに集まり、こちらも滞りなく打ち上げの準備が整った。

 

 

ところで、こういう大宴会の時は必ず遅刻してくる人がおる。もちろん確信犯や。未だにそれで箔が付くと思っている裸の王様がおるって事か。

 

知らんけど。

 

 

そうやって周りがチヤホヤばっかする事が、政治家や吉野屋の常務みたいな偉いさんの失言に繋がっていくんやろな。

 

知らんけど。

 

 

 

ひとまず人数分の瓶ビールと、下戸のためのソフトドリンクが全て用意された。

 

 

お約束通り、近くにいる者同士でお酌をしあう。これで準備万端や。

 

 

 

そしてここで乾杯の音頭や。これは院長と同期の先生が行うようだ。とその前に、院長が本日の総括と開会宣言をする。予想に反して二人ともアッサリした短い挨拶をし、乾杯へと移る。

 

こういう時に長々と話をしないところが、先生方のセンスの良さを表している。

 

 

誰もが経験済みの話だが学生時代の入学・卒業式などにやたらと長い挨拶したがる偉いさんは、もはや日本の伝統芸能か。オレに関しては、その時の挨拶など一言も覚えていないのが実情だ。

 

まあそんなオレに問題はあるのかもしれないが、その挨拶の内容を忘れたところで人生に何の影響もなかったな。まあその程度のモンだとしたら、挨拶など本当はいらないのだろう。

 

 

そういう形骸化された無駄なモンは、さっさと止めて簡略化した方がこれからの時代には合ってるかもな。

 

知らんけど。

 

 

 

・・・そして、長い夜が始まった。

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