非モテ院長のゴミ経営記 勤務医時代(その9)
待たせたな。
勘のいいお前たちならもうわかっていると思うが、
ナンパしてたわ。
厳密にいうとナンパというよりかはヘッドハンティングだ。
ナンパで培った能力で、というかそれも必要なく誰でも出来るかもしれないが、
街で「いいな」と思った子に声掛けをする採用方法。
結果は2声掛け、1就職だ。
ナンパよりも圧倒的にハードルが低く、かつスクリーニング精度がめちゃくちゃ高い
街で「いいな!」と思った子に声をかける新時代の採用方法。
「ストリート採用」だ。
ただし、厳密には「ストリート」=「路上」で声をかけることはしない。
ナンパ用語で街でナンパすることを「ストリート」「スト」というからこう名付けた。
やり方はめちゃくちゃ簡単。
歯科医院と同じ接客業の店に行き、光る接客をしている子に声をかけ名刺を渡すだけだ。
俺の場合は飲食店で自院と同レベルの忙しさの中でホスピタリティ溢れる子がいたら声をかけるようにしている。
少子化、人材難の時代、来るのを待っていてはダメだ。
もちろん、出来ることはすべてすべきだ。自院の求人ページも充実させ、条件もひねり出し、
全方位にアンテナを張る。
実際に俺もやっている。
でもこれらはすべて基本的には受け身だ。待ちの採用だ。
今は自らストリートに狩りにいく時代だ。
そして、狩りに出たほうが、その相手が働いているところをリアルに見ることができ、
その接遇を自ら受けられることで従来の採用方法よりもスクリーニング精度が圧倒的にあがるのだ。
そしてコストは0円。
実際に就職してくれたスタッフは鍋屋でホールをしていたのだが、めちゃくちゃ活躍してくれている。
残念ながら採用に至らなかったもう一人のほうは、医院の近所のたまに昼飯を買いに行く
ローソンのレジだったのだが、
なんと一回うちに応募してきていたらしい。。。
ホスピタリティがあふれているひとは、コンビニのレジのやり取りだけでも分かるくらい溢れすぎている。
デブが入る湯舟くらいあふれでている。
天然かけ流しホスピタリティ温泉や。
おっと、須藤センセみたいなこというてもうたわ。
「私1回受けに行って、不採用になりましたよ」と言われたw
「いや、めちゃくちゃ成長したね、めちゃくちゃ気持ちがいい接客で、今は満点合格だよ」
「ありがとうございます」
「でも私、先生に会ってませんよw」
と言われたw
スタッフに1次面接を任せているのだが、面接の報告と希望勤務時間を聞いて俺が不採用にしていたようだった。
しかし、このわずかなやりとりだけでもホスピタリティというか根本的な人の良さを感じ取ることができた。
実際、このローソンにいる別のドラえもん声のババア店員にきくと店のエースで客にも人気なようだった。
残念ながら採用にはいたらなかったが、やはりスクリーニング精度は従来の採用方法と比べ圧倒的に高い
と実感している。
採用に至った鍋屋のスタッフにあとから聞いたのだが、鍋屋の条件(社会保障的なところ)や仕事内容、
人間関係などに不満まではいかずとも、このままでいいのかなと思いながら働いていたところに、
俺が声をかけたので、運命を感じたらしい。
そう、世の中は運命に溢れている。
ナンパでも9割9分はごみ扱いされるが、声掛けを運命に感じてくれる状況の子に当たることもあるのだ。
また、俺はその時に、単に「うちに来ないか」ということだけでなく
ホスピタリティを直接本人に褒め伝えた。
その話とそのスタッフの性格から「ストリート採用」の勝利の方程式を導き出した。
そのスタッフの性格は自己肯定感が低めで、自分が歩み寄る、自分が嫌なことは当然のこととして
他人もいやであろうと想像できる。
という性格で
そういう自己肯定感が低い人のほうが、他者への奉仕の気持ちが強く、また、それが認められることで自己を肯定できる性質があるので、
ホスピタリティが高いと感じたら
⇒それを認めてあげる、それを直接伝える
⇒自己肯定感が上がる、承認欲求が満たされる。
⇒しかし、現状に満足していれば
採用は難しい。
が、
⇒そこに今の職場や現状に満足していなければ
運命を感じる。(何かの縁かな?みたいな)
⇒採用率はアップする。
ローソンの方は、俺の「いや、めちゃくちゃ成長したね、めちゃくちゃ気持ちがいい接客で、今は満点合格だよ」
に頬を赤らめて「ありがとうございます」といっていた。
俺の発言の前半部分はウソと分かっていても
やっぱり、日頃自分が魂込めてやっていることをその対象から認めてもらえると嬉しいもので、
承認欲求や自己肯定感がめちゃくちゃ満たされる。
しかし、ローソンの現状には満足しているようなので、潮目が変わるのを待ちつつ、定期的にローソンに
行ってその人に声をかけるようにしている。
では今回の話の中の超有料級情報をまとめておく。
①ナンパよりも圧倒的にハードルが低く、かつスクリーニング精度がめちゃくちゃ高い
街で「いいな!」と思った子に声をかける新時代の採用方法。
「ストリート採用」
その相手が働いているところをリアルに見ることができ、その接遇を
自ら受けられることで従来の採用方法よりもスクリーニング精度が圧倒的にあがるのだ。
そしてコストは0円。
②「ストリート採用」の勝利の方程式
自己肯定感が低い人のほうが、他者への奉仕の気持ちが強く、また、それが認められることで自己を肯定できる性質がある
⇒ホスピタリティが高いと感じたら
⇒それを認めてあげる、それを直接伝える
⇒自己肯定感が上がる、承認欲求が満たされる。
⇒しかし、現状に満足していれば
採用は難しい。
が、
⇒そこに今の職場や現状に満足していなければ
運命を感じる。(何かの縁かな?みたいな)
⇒採用率はアップする。
最後に言っておくが、もちろんお前の見た目もめちゃくちゃ影響するから忘れるな。
ていうか、まずそこがだめなら、採用を隠れ蓑にした変態判定を受けるからな。
以前書いたと思うが、髪型がキモかったらアウト。
鼻毛が出ていたらアウト。
カッコいい必要はないが服装がダサかったり、キモかったりすればアウト。
話し方が偉そうだったり、キモくてもアウト。
自信がなければ、コミュ力高めの奥さんかスタッフに付いてきてもらえ。
以上だ。
じゃあ、おれは24時間テレビのリハがあるからこのへんで。
お前たちの心が救われることを祈って
サライ歌ってくるわ。
