指導の準備には要所要所にマイルストーンを設けてそれに向けて着々と行うことがよろしいね。そしたら短時間で簡単に終わるわ。けど、そこで予期せぬカルテや算定が出てくると狂いだすで。
とりあえず、指示書はいけても納品書はかきかえてもらわれへんのやったら取り下げ。そもそも技工納品書も番号狂い出てくるからな、無理なら返金や。
インプラントは~インプラントはぁ~
これぞホンマのインプラントオーバーデンチャーなんちゃって❤︎
よし。これでいこ。
ー 『いやいや、そもぉそもぉIODってやつはですねぇ、通常のぉフルデンチャーに比べて咀嚼機能やぁカチャカチャ』
だまれ。殺すぞ。
おどれがいらん算定ばかりするからやろ。
おい。これはなんや。SRPなしでSPT取っとるやないかい。おまえ流れ知らんのか?
おまえ返戻も束になってそのままやないか。
ー 『あっ、鰻がきましたねぇカチャカチャ。取りに行ってきますぅカチャカチャ。』
あ、うなぎ。うむ。
てかな、Pの流れを知らん奴は割と多いで。
いまだにSPTをどう算定したらええのかフワフワしとる先生はおおい。とくに大きい医療法人の勤務医や研修医に多い。
Pの決まった流れよりも、やりたい、切りたい、縫いたい!が多いからな。
Pの算定や補綴、施設基準などとにかく歯科には段階を踏むものが多い。
たとえば咬合調整せずにT-fix算定や、粘膜調整してるのにリソウや新製しないなどとにかく指導では追求される。
数学と同じや。
数学の醍醐味は計算ちゃうで、あれは暗記や。
基本的な公式をどんどん覚えて応用問題に複数の基本的な公式を当てはめて解く。
基礎の公式がわからないのにある程度進んでしまっていて難しい公式だけど教えろて言われてもそんなのは無理やろ?
どこかの基本的な公式が疎かになっていてどんどん進んでしまって終いにわからなくなるのが数学の恐ろしさや。面積わからんのに球体の体積なんぞ求められるわけない。それと同じや。
カチャエモンの法人も若いドクター多いからP算定がめちゃくちゃになっとる。
勤務医多いセンセはきぃつけなあかんよ。
そこを統一して整理していかなあかん。
ー 『ちょっとぉぉぉお!!!なんでなんで?特上きてるの。特上4つじゃなくてぇ並4つでしょお?!カチャカチャカチャカチャカチャカチャ』
あーそれそれ、うちのうなぎやん。ありがとうおばちゃん、おーきに。
ー 『カチャカチャカチャカチャカチャカチャ。
う、う、うまき?キモ焼き?!ガチャガチャガチャガチャ』
こいつ怒りに震えとるんか?
カチャカチャがいつもより多い。ぷっ。
スドサン~鰻きたで~。
ー 『おーー!なんやヨシコ2つか?セコイな。
おっ!んまいっ。皮がパリッとしててええなぁ、これ。』
んっまぁぁ❤︎
ほんまやん、皮が炭火でパリッパリに焼けていて中がフワッフワや。甘ダレもいい塩梅やで。いちいち美味い。いちいち。
米にも甘ダレが少ししゅんでていちいち美味い。
なんや、カチャエモン食わんの?ならうちが三つ…
ー 『あっ、やめてください。食べますぅぅカチャ』
はよ食べや。おまえのせいでやること多すぎで時間に追われてるねんて。
ー 『…もうっ特上なんかめったに頼まないのにぃっカチャ』
ならよかったやん。うちのおかげやで。
山椒たっぷりかけて、んまっっっ。
てかおまえ、悪いくせにケチやな。
早よリテーナー外して、うなぎいただきなさい。
ー 『…洗ってきますカチャ。なんかもう嫌になってきちゃったなぁカチャァ。逃げたくなりますよねぇ』
あほか。夜逃げなんてもんはまだまだ余裕のあるやつのすることや。萬田銀次郎の名台詞を知らんのか。