スタッフになにかご褒美をあげるにしろ、
あげ方にはほんま気をつけんとあかんよ。
カチャエモンみたいにコンサルの言われるがまま何かしらプレゼントするのはうちから言わすとノーナシやわ。
同じ10000円を寸志として渡すにしろ、タイミング、時期、環境を見極めて渡すとその価値はぐんと上がるはずや。その辺は経営者なら見極めて渡したらよろしいね。
話を戻してカチャエモンの算定は一言でゆうと「汚い」
ほんまこれに尽きる。あとセコい。
ワル目立ちしすぎて気持ちワルなる。
まずP病名とその処置。これは勤務医多いと雑になる。P病名をつけてPの処置をするには流れが必要やねん。急に出てきて急に消えてはあかん。
たとえばP病名つけてパノラマを算定する。
けどそのあとにイッコもPの処置が見当たらない場合、向こうはレセプト病名つけるためだけでホンマは歯周病なんかはないんちゃうんか?てなる。
そんな算定が多すぎる。
勤務医の多いセンセはそのへん統一しといたらなあかんで。院内で変なコンサル呼ぶよりも算定の勉強した方がよほどええよ。
そんでもってセコイ。
目立って向こうが目をつけるレセばかりや。
どんものか?
・CR複雑のみ、1歯2窩洞3窩洞ばかり算定
・FOP多すぎ(暇やから歯肉めくっとこか算定)
・T-fix多すぎ(スーパーボンド3箱は食ってるやろ算定)
・難抜歯多すぎ(普通抜歯できへんのかい算定)
・ほぼ全顎にHys(スーパーウルトラHys算定)
・CT多すぎ(たまに撮ると撮り方わからん算定)
・永遠のT-con(ポリグリップ買うたら?算定)
・永遠のSRP(歯根面なくなります算定)
・すぐ初診(どんだけ初めましてやねん算定)
バレバレ。
恥ずかしいわ。
ー 『実際、ちゃんとぉやってるんですよおカチャカチャ。なのに何でいけないんですかぁカチャ』
あのな、ちゃんとやってる診療=保険診療とは限らんのが国のルールやねん。
患者のためにこうなった、ああなった、
そら臨床してるセンセなら疑問も多いやろ。
相手が生きてる人間である限り、口ん中はみんなちがう。でも技官どのの手元にあるのは紙切れや。
その紙切れから全てを想像して指導してくる。
もうそこで、大きな歪みがあるわけやん。
そこは誤解されないように整理整頓して持っていくしかない。指導通りたかったらやで。
カチャエモンなんか、怪しいもんばかりやん。
不正の香りがぷんぷんするからな。
て、うぉぉおおおおおおいっ!
こら、カチャエモン。
これなんやねん。
ー 『なんですかぁカチャ』
はい、てれれれってれ~♪
ぼくカチャエモン。怪しい混合診療~!
あったよ♪でったでーた♪
そーれがどぉっしたっ♪ぼくカチャエモン♪
おまえさ。なにこのPの明細書。
ー 『ちゃんとぉ明細書出さないとぉ通報多いでしょぉうふふふ。出してない歯医者って悪徳ですよねぇ信じられなぁいうふふふふ。カチャカチャ』
こんなん出しとったら逆に通報される。
普通に保険算定でSPTで4,000円もらってるのに自費で6,000円てなんの6,000円やねん。
ー 『え?あー、これうち殺菌水を使う時があるんですよぉカチャ』
んで?
ー 『んでぇ、殺菌水代ですねぇ』
いやいやいやいやいやいやいやいや。
ー 『歯周病菌につおいお水なんですよおカチャ』
その水つこて他になんかしとるんか、それとも掃除の延長か?
ー 『え、だからそれでスケーリング。論文とかぁ読むとぉ評価できるぅ被験者数でぇ研究期間もぉカチャ』
殺菌水の話ちゃうねん。うちが聞いとるのはスケーリングして掃除して一通りやって保険でも自費でも同じことで金もらったんか、聞いとる。
ー 『あれぇ?だめでしたかぁ?患者さんのためなんですけどぉ?カチャカ……』
はい、カチャよこせ。
ー『やですってばカチャ』