トラブルはいつも突然に

トラブルはいつも突然に~⑫~

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<変化なしや。>

 

 

「マヒったまんまか?」

 

 

<せや、全く快方へ向かえへん。>

 

 

「患者は何も言ってこーへんのか?」

 

 

<何も言わへんかったら、こんなとこで技官にお悩み相談してへんわ。>

 

 

「で、何て言われたん?」

 

 

<それはな・・・まだ言われへん。>

 

 

「最初とは打って変わってガマン汁ですか。」

 

 

<まあ待て。物事には順序ってもんがある。まずは、下歯槽神経麻痺の出現頻度からおさらいしていこか。>

 

 

「マヒった話聞いた後にですか。順序が逆ちゃうんか?」

 

 

<いちいち噛みついてくんなや。おれがどういうエビデンスを元に臨床に取り組んでるかの話や。>

 

 

「個別指導でもな、聞いてもないのにエビデンスって口に出す先生は面倒臭いパターンが多いで?」

 

 

<大きなお世話や、技官の分際で。上流におる歯科医師は、エビデンスを大切にして臨床しとるんや。海外の論文も読みまくっとんねんで?>

 

 

「でも、マヒって患者とトラブってたら論文読んどる意味ないんちゃうけ?」

 

 

<だから偶発症や、何回言わすねん。>

 

 

「マヒった患者へ対応する論文もあるんか?」

 

 

<当然や、偶発症におけるエビデンスに基づいた対応も、論文により証明されとるんや。>

 

 

偶発症偶発症、てしつこいヤツやで。エエ加減自分の単なるケアレスミスやと認めんかい

 

 

「それ、インパクトファクターはどんなもんなん?」

 

 

<インパクトファ・・・?あ、あぁ、それはボチボチや。>

 

 

「あ、もしかしてインパクトファクター知らんの?そんなんも知らずに論文読んでるん?」

 

 

<そ、それぐらい知ってるわ!>

 

 

 

だから、見栄張らんでエエって。知らんもんは知らんでエエやないか。意識高い系は何かと大変やで。

 

 

 

「それ、ドリブルもロクにできへんくせに、シザースばっかりかますようなもんちゃうか?」

 

 

<やかましわ!>

 

 

意識高い系、プライド高い系は挑発し甲斐がある。打てば打つほど響くからな。

個別指導の現場でも、こういう先生ほど対峙するのが楽しくて仕方なかった。

 

保険のルールを度外視したアカデミックな答弁ばかりして、建設的な会話になれへんのや。

 

 

従って、もれなく再指導や。

 

で結局、技官に恫喝されたとか、不当な指導を受けたとか文句ばっかり言うんや。負け惜しみじゃない、本気でそう思っとるからタチが悪い。

 

 

で、再指導でも同じ事繰り返して、再々指導へ直行するんや。これ、マジやで。

監査じゃないだけマシやけどな、技官はホンマのとこは医院に直行したいんやで。

 

 

このHPに辿り着いた先生方には心配ない事やけど、個別指導に選定された際は、青本を熟読して穏やかな気持ちで本番に臨んでな。

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