とりあえず相合橋を離れ、堺筋へ到着した。御堂筋の逆サイや。野崎も大分落ち着いてきたようだ。
一体、何があったんや・・・?
まあ余計な詮索をするのは今はナシにしておこう。酒を呑んで酔っ払ってから思う存分カミングアウトしてもらうか。
辺りはちょうどエエ陽気やで。酒を呑むには最高の時間帯や。赤玉ポートワインはやはりジュース同然やな、全然酒を呑んだ気がしない。それに真面目に話を聞いたからな、ここからはちゃんとした酒を酌み交わしながらのお悩み相談や。
<酒呑むんか・・・?まだ話は核心を突いてないんやけど。>
「まあエエやん、酒入った方が核心を突きやすいやろ?」
<まあ、それも一理あるけど・・・>
という事で、これまではコテコテの大阪の街を歩いたからな、気分転換や。通天閣に行くとするか。あ、ここもコテコテか。
地下鉄堺筋線で行けばすぐにでも着くが、それでは味気ない。ゆっくり散歩しながら行けば、野崎にとっても良い気分転換になるやろ。
早速今度は、堺筋を逆走する形で道頓堀から南下していく。千日前通りを越えて間もなく、左手の黒門市場の入り口に六覺燈という串揚げ専門店を目にした。ここは、片岡愛之助が贔屓にしている店だ。
以前こちらでディナーを頂いた際、隣に座っていた片岡愛之助の追っかけのオバハンが、当時付き合っていた熊切あさみとの逢瀬の目撃談を意気揚々と店主にチクっていた。
こんなデリカシーの無いおしゃべりがスタッフにいると大変やろなぁ、と思っていた事が懐かしい。まあ人間は皆、おしゃべりクソヤローや。
知らんけど。
そしてそのまま南下して、日本橋でんでんタウンと呼ばれる電気街に差し掛かった。その右側のエリアには、アニメイトやとらのあな等の店舗が軒を連ねている。いわゆるオタクの街や。
コロナ禍以前は、年に一回街全体がコスプレイヤーで埋め尽くされるイベントが開催されていた。賑やかなお祭り気分に浸れて、オタクでもなく一切の興味も無いオレですら楽しい気分になったもんやで。やはり人生、何でも楽しんだモン勝ちという事か。
よっしゃ、このイベントが復活した暁には、岡野純太のコスプレでもしたるか。青本持ってな。
電気街を通り抜けると、いつの間にか眼前に目的の通天閣が聳え立っている。
この通天閣の3階から地下1階へ向けて設置された、全長60メートルの滑り台がいよいよオープンされる。
・・・めっちゃ滑りたなってきた。重やんでも誘って行ったろか。西園寺☆ヨシコに至っては、後ろから蹴り落としてやろうか。
そしてそのまま、お膝元の商店街に入る。インバウンド、はたまた府外の観光客向けに施されたコテコテの大阪感のある商店街だ。まあオレは和歌山県民やから、知らんけど。
しかしここを大阪のスタンダードとして受け取られると、多くの大阪府民は納得がいかないだろう。それくらい綺麗でもないし、大して美味しい店もない。
ただし、むっさい男同士で呑みながら下世話な話するには丁度エエとこなんや。通天閣のおっさんのモノマネ、中川礼二がやっとるやろ?あんな感じや。
知らんけど。
・・・という事で、これから下歯槽神経麻痺の続きを聞きたいと思います。
